内田彩 2nd Album『Blooming!』& Free Live in 代々木公園野外ステージ

ブログを久しく書いてなかったけど、相変わらず内田彩さんのイベントによく行ってる。

昨日は、うっちーの2ndアルバム『Blooming!』のリリース日で、それを記念して開催された、代々木公園野外ステージでのフリーライブに行ってきた。

Set List

アップルミント
スニーカーフューチャーガール
Like a Bird
最後の花火
ハルカカナタ
Go! My Cruising!
Blooming!
ENCORE: Blooming!

感想

野外ライブ、圧巻の一言だった。

『Blooming!』というアルバムは、1stアルバム『アップルミント』と似ているところも多い。2枚のアルバムは姉妹のようだと思う。だからそのぶん、『Blooming!』を初めて耳にした時には、正直に言えば、『アップルミント』を聴いた時ほどの衝撃はなかったかもしれない。

でも今回の代々木のフリーライブで『Blooming!』からの楽曲を聴いたら、その印象が完全に覆されて、一つひとつの楽曲にこんなに力があるんだと思い直した。たとえば「スニーカーフューチャーガール」はその爽やかさと一抹の切なさが夏の夕暮れにすごく映えるし、「Go! My Cruising!」の盛り上がりと楽しさは尋常じゃなかったし、「ハルカカナタ」は歌詞が心に染み渡って「バラードってこんなに良いものだったっけ」という感じを改めて受ける。

ライブ会場は代々木公園の野外ステージだから、そこにあるのはステージライトくらい。他に派手な仕掛けやパフォーマンスだってない。けれど、そんなものはむしろ余計で不要だと思わせるくらい、素晴らしいステージがあって、素晴らしい歌があった。夕映えする内田さん自身もすごく綺麗。ステージの前方ギリギリまで出てきてくれたのも嬉しかった。端から端まで、ファンの一人ひとりをしっかりと見つめていたのが印象的。新アルバムからいきなり6曲も披露してくれたことも、驚きが大きい。5月の1stライブも掛け値なしに最高だったけど、今回のもそれに負けず劣らず、もうめちゃくちゃ良かった。

そして、ライブを経てから再度アルバムを聴いてみると、ライブの鮮烈な印象が楽曲の聞こえ方をも変えるのか、『Blooming!』が数段鮮やかな作品に聞こえる。それぞれの楽曲は、普通に聴いても粒選りのものばかりだけど、そこへさらに色が添えられたように感じた。