細部

@Chums_of_Chance

HAPPY WEEK お渡し会&お渡され会に行ってきた。

11月15, 16日も、例によって内田彩さんイベントに行ってきた。この2日間は、うっちーのデビューアルバム『アップルミント』の発売を記念した「HAPPY WEEK お渡し会イベント」と称して、複数のイベントが開催された。

まず、秋葉原・新宿の各店舗で缶バッジのお渡し会。こちらは、前日までに各店舗でくじを引いて当選した人が参加できるものだ。そしてもうひとつが「お渡され会」。こちらは前日14日の夜に発表されたイベントで、“内田彩さんのデビューを祝して参加者が記念品を渡す” という形のものだ。これらの2種のイベントに参加してきたので、日記を書いた。

この缶バッジは赤りんごだけど、「アップルミント」のイメージは青りんごだそう。

お渡し会

自分は秋葉原ゲーマーズとらのあな秋葉原HMV新宿ルミネエストの券を持っていたので、その分だけ15日・16日とお渡し会に行ってきた。今回みたいに、お話できる機会が多くあって、しかもわりと長い時間話すことができたのはすごく嬉しい。もっとも、なかなか上手には話せないけど。

ただ今回は、少しでも上手く話すために、事前にそれなりに準備した。アルバムを聴き込んだし、雑誌のインタビューをチェックして話題を集めた。話す内容は書き留めて、イメージトレーニングまでした。

何を話したかちょっと書いておくとこんな感じ。

ゲーマーズ 2周目

「キックとパンチどっちがいい」の主人公(?)の女の子って、相手のこと完全に嫌いになってると思いますか? なってないですよね?
 
→ これには「なってないと思う。まだ好きな気持ちがあることを、曲の最後の “バイバイ” の歌い方に込めた」とのお返事。それを受けて、「寂しい気持ちを吹っ切るために、蹴って殴って終わりにしてしまおうってことですよね」みたいな話をした。2周目で、最後の一人だったことをいいことに、身振り手振りまで交えて話してしまった。曲を聴いていて、「本当に嫌いになった相手に「キックとパンチどっちがいい?」なんてそもそも訊かないはず」と思ったのが質問のきっかけ。それを踏まえるとこの「キックとパンチどっちがいい」という曲は、歌詞が過激に見えるだけに、一層切なく感じられるように思う。

とらのあな

さっきのお渡し会のあと「キックとパンチ」を聴き直してみたら、確かに「バイバイ……」のところがより寂しげに思えました。これはもっと聴きこまないとーって感じです。「キックとパンチ」のあたりって “不思議ゾーン” の曲ですけど、不思議ゾーンの4曲でうっちーがいちばん好きなのってどれですか?
 
→ 「どれも好きだけど、"Merry Go" が好きかなー」というお返事。僕も Merry Go 大好き人間なので、この曲の魅力について「前向きな歌詞だけど、いい意味で頭空っぽにしても聴けて、ああいう曲すごく好きです」みたいなことを喋ったはず。言葉遊びっぽくもありながらポジティブな歌詞、ピコピコ系でいろんな楽器の入った楽しいサウンド、本当にお気に入りです。ぜひぜひアップルナイトで聴きたい。

HMV 1周目

さっきのライブ*1楽しかったです。生き生きしてましたね。 あと、ミュージック・ビデオも見ました。すごくかわいいですけど、後半からはむしろかっこいいMVですよね。特に、ベッドでリンゴをポーンポーンってやって、「要らね」って放り出して自分で出て行くところ。ああいう、クールというか、媚びない感じがすごくかっこいいです。ところで、最初の案の「犬小屋PV」ってどんなだったんですか?
 
→ 「アップルミント」のミュージックビデオは、かっこいいMVだと思う。犬小屋MVについては、「あれはなんか違ったの笑」とおっしゃっていたはず(どう違ったんだろう……)。犬小屋MV、ぜひ見てみたい。2日目だったので、質問よりは作品の感想を伝えたいと思って長めに喋った。

HMVの2周目は『アップルミント』全体の感想を言ったので、それはここにアルバムの感想を書く用に。

お渡され会

14日の24:30頃に急遽開催が発表されたのが「お渡され会」。会場はJOYSOUND品川港南口店で、15日の夜と16日の午前中に、それぞれ1回ずつ開催された。内容は、「うっちーへのお渡し会」「会場を交えてのクイズコーナー」「ミニライブ」。

15日はお花を、16日はハート型のチョコレートを、それぞれうっちーに手渡した。いつもは渡していただく側だから、こちらからお渡しするのはなんだか新鮮だった。

自分は参加券を両日2枚ずつ持っていたので、1日目は一回お渡しして、さらに最後尾に回ってもう一度お渡しした。2日目は抽選番号が良かったので、早めに2回お渡し。うっちーには、「iPhone のリピートをONにして聴いてて、ぜんぶ良い曲だから、眠るタイミングつかめなくて寝不足です!」とか、「うっちーが伸び伸びと歌うようになってて、なんだか自分のことみたいに嬉しいです」とかなんとか喋った気がする…。うっちーからは、「ダメだよ、Merry Go くらいまでで寝て(笑)」というアドバイスを頂いた。

クイズコーナーは、「司会の人から質問→うっちーが回答を書く→会場がうっちーの回答を当てる」という流れのものだった。会場が回答を的中させると、うっちーにプレゼントが贈られる。クイズは、某 an・an の問題みたいにけっこう難しいのもあった気がするけど、最終的には会場は全問正解。うっちーには、ビール券とかマッサージ券とかキャリーバッグとか2日間のお休みとかがプレゼントされた。an・anは定期購読したい。

ライブは、両日共に「アップルミント」と「Breezin'」の2曲。「Breezin'」はとてもライブ映えする曲だなあと改めて感じた。オーディエンスとの掛け合い的なところがあるのも楽しいし、アップテンポでリズミカルな曲だからすごく盛り上がる。オールスタンディングだったため、女の子は前列に移動できたり(1日目)、女性専用ゾーンがあったり(2日目)という配慮もあって、僕も女の子になりたくなった。でも会場がそんなに大きくはなかったので、男女問わず、わりと近い距離感で楽しめたのではと思う。あと、うっちーのマネージャーさんがちゃんと緑色の光る棒を持ってきてたのが面白かった*2

11月の空気はすっかり肌寒かったけれど、お渡され会イベントは、終始とても温かい雰囲気だった。

おわりに

振り返ってみると11月前半は、1日の完成披露パーティから始まって、2・3日には早稲田大学学習院大学での学祭イベント、10日の声優パラダイスR特典お渡し会、11日のサンシャイン噴水広場イベント、そして12日に待望の『アップルミント』発売、15・16日のお渡し会&お渡され会と、うっちー尽くしだった。

そしてこの15・16日は、うっちーと話せる機会がすごく多かった。うっちーとお話するのが好きな自分としては、文字通り Happy な2日間だった。そのぶん、最後のHMVのお渡し会が終わった後の寂寥感といったら凄まじいものがあって、イベントの直後向かったアルバイトも、この日ばかりはいつもの3倍腑抜けた。

発売をずっと楽しみにしてきて、発売されてからはずっと聴きこんできたアルバムについて、感想をご本人に直接伝えたり、不思議に思ったところを尋ねたりということができるのは、やっぱり良いなと感じる。作り手とのインタラクティブな会話は、今回のようなお渡し会的イベントでしか普通はできない。もちろん、参加するのにそれなりの時間とお金がかかったことは事実だけど、いま振り返ってみても、時間とお金をかける価値はあったと思う。どうもありがとうございました。

*1:16日午前中にあった「お渡され会」でのミニライブのこと。

*2:後日思ったのですが、あの時マネージャさんがお持ちだったのは、「アップルナイト」で販売されていたペンライトと同じ或いはその試作品だったんでしょうか?